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ベトナムの人生儀礼について、ベトナムの人生儀礼は日本とは異なったものがたくさんあります。
  まず、人生儀礼の一つの結婚について、ベトナムの結婚は、男性が20歳以上女性は18歳以上で日本より2歳違います。法律で決められているのは自発的結婚、一夫一妻、男女平等、家族内の女性の権利を保護する。子どもの権利を保護する法律があります。結婚の方法は、まず相手を決めます。相手を決める方法として、親同士が決めた相手と結婚する方法と恋愛結婚があります。次に結婚の申し込み方です。男性側が女性側の両親に結婚したい旨を伝えます。古いしきたりでは、この時にビンロウの実を持っていきます。現在は果物やケーキなどに変わっています。相手の母親が受け取ってくれたら結婚が成立します。次に結婚式に移ります。まずは、日程を決めます。旧暦1月1日のテトの前、大体12月から2月が結婚式のシーズンです。理由は正月前に結婚式を挙げて、新年を新しい家で迎えることがいいとされているからです。結婚式では未婚の男性が7,8名結納の品物をもって、新婦の家を訪れ、それらを新婦の両親に渡します。双方の親族が集まってそれぞれ祖先を祀っている祭壇の前で結婚の報告をするのが結婚式の流れです。次に披露宴ですが、全く知らない人の結婚式にも参加できるというベトナムならではの自由さがあります。日本ではまず、考えられないです。披露宴は基本的には前日に新婦宅で挙式にあたる行事を済ませていることが多いです。披露宴も自宅で行うケースもありますが、最近では街中のレストランで行うことが増えて来ています。開場時間を過ぎても、到着している参列者は少ないです。開始時間ギリギリでやっと揃ってきます。日本のような席順や乾杯の音頭もなく、到着した人から好きな場所に座り、飲み始めます。次にベトナムの葬儀について、ベトナムでは葬儀は自宅で執り行われますが、不慮の事故で亡くなった場合は家の中に魂が入れないという考えもあり、家の前で行われることもあります。地域にもよりますが、楽隊を読んで賑やかにするところがほとんどです。楽隊の演奏が三日三晩続き、その間、親族や友人はもちろん、通りすがりの人でさえも参列します。基本的には来るもの拒まずで、昼夜問わず食事も振舞います。3日間食事が途絶えないように、ケータリングを呼んだり、近所の人が総出で手伝います。特に南部では賑やかに送り出すことが好まれるため、一晩中カラオケをしたりおしゃべりをしたりして過ごします。ベトナムのお葬式において、あまり細かいマナーはありません。しかし、服装には気を使う必要があります。親族は白装束に白いハチマキをしますが、参列者は男女関係なく暗い色の服装が好まれます。男性の場合、黒やダークな色のスーツなど。暑い時期や地域によっては、スラックスにシャツだけでよい場合もあります。女性も暗い色のワンピースやシャツにパンツなど。ベトナムにも香典の文化はあります。家の前にテントを張った受付があり、そこで名前を言って香典を渡します。お金の他に、お花や線香、果物を渡す場合もあります。まず香典を渡して受付を済ませたら、家の中に入ります。香典を渡すと、受付の人が名前を読み上げることもあります。祭壇の方へ進むと、遺族から線香を1本渡されるので、線香を持ったまま遺影に向かって3礼します。そして線香を立ててから、棺桶の周りを1周します。その後、遺族が遺影の前に立ち、参列の報告をします。一般的には遺族、親族、近所の人、友人の順に行います。終わったら食事やお菓子が振る舞われますので、座って楽隊の演奏を聞いたり、故人を偲んでおしゃべりをします。特に席は決まっておらず、帰る時間も自由です。地域によっては、結婚式のように余興が行われたりします。日本の葬儀と最も異なるのが、埋葬方法です。都会のほうでは火葬も増えてきましたが、まだまだ多くが土葬文化です。近年では棺桶ごと埋葬するのが一般的です。自宅でのお通夜が終わると、霊柩車で埋葬に向かいます。霊柩車も日本とは異なり、派手なものが多いです。偽札をバラまきながらお祝いのようにして移動します。2〜3年後に掘り起こし、お骨を正式に埋葬する改葬と呼ばれるものもあります。お墓は家族一緒ではなく、個人個人のお墓に入ります。これで葬儀は終了です。伝承者ファクァフィ